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一時間SS すれちがい

はい、再び一時間制限で書いたSSですけど
最後タイムリミットで正直かなり適当です……
時間ある時なおそう・・・
「えっ、パソコンを教えて欲しいって?」
「はい、お忙しい所すみませんが」

昼休みの765プロ。
昼食を取りつつ、日課となっている某巨大掲示板を巡っていた時、小鳥は千早からそんな依頼を受けた。
「教えるのはいいけど、それなら律子さんなりプロデューサーさんに頼めばいいんじゃないの?」
「律子は地方ロケでいませんし、プロデューサーは今日お休みなので」
「そっか、というか千早ちゃんも今日はお休みじゃないの?」
よくよく考えてみれば、なんで休みの千早が事務所に来たのだろうと今更ながら小鳥は気付いた。
「はい、そうなのですが、色々調べたい事がありまして」
「それなら、私がぱぱっと検索しちゃうわよ?」
 小鳥は、さりげなく某掲示板を開いていたブラウザタブを閉じて、検索サイトを開く。
「いいえ、こういう機会ですから自分で少し覚えたいと」 
「まぁいいわ、今日はどうせみんなそれぞれ仕事でいないから暇だしねぇ」
 千早をパソコンの前に座らせ自分は手近な椅子を引き寄せ隣に座る。

「それで、何を調べるの?」
「はい、調べるというか、小鳥さんがよく使っている掲示板について教えて欲しいのです」
「えっ、○chの事!?」
 小鳥は、驚きの声を両手で抑え、他に人がいなくてよかったと安堵した。
「はい、その掲示板では色々な意見があるというので、是非意見交換をしてみたいんです」
「あんまり、オススメできないけどなぁ……」
 何も知らない千早の表情は、真剣そのものだ。
 小鳥は、どうしたものかという顔を一瞬するが、「まぁ仕方ないか」といい、先ほど閉じたタブを横からマウスで元に戻した。
「千早ちゃんのお望みだと……音楽関係ね」
「はい、そうです」
「と、なると……」
 自分で操作しようとするが、その手を千早に押さえられる。
「小鳥さん、私にやらせてください」
「あ、そうね、ごめんなさい」
 こうして、小鳥の千早に対する個人レッスンが始まる。
 (個人レッスン……なんていい響きなの)
 そんな妄想に一瞬浸った小鳥だが、それを察知した千早につねられ現実に引き戻された。

「やはり、色々な意見がありますね」
「そうね、ここ辺りは無難な板だからいい意見が多いわね」
 多少時間がかかったが、一度覚えると千早の手際はよく、あまり小鳥のサポートも必要なくなってきた。
「私も、ここに意見をいれていいのでしょうか」
「大丈夫だと思うわ、ここなら」
「ならやってみます」
 千早が、カキコしている間、小鳥はパソコンを使わない事務処理を進める。
「……これでいいんですね」
「って、どんな内容かな……ってえっ!?」
 小鳥が内容を確認する前に、千早は書き込みボタンを押してしまう。
 書き込まれた内容と板をみて、小鳥は頭を抱える。
「千早ちゃん、正直その内容はスレ違いよ」
「えっ、そうなのですか?」
 やはりパソコン初心者から目を離すべきではなかったわと、小鳥は苦笑いする。
 幸い、そこまでスレ違いの内容ではなかったので、その発言はスルーされ事なきを得た。
 その後も、悪戦苦闘しつつ小鳥と千早はネットの波を泳いだ。

「今日は本当にありがとうございました」
 気付くと、すっかり夕方近くになっていた。
「いいのよ、私もこういう風に人に教えるの楽しかったし」
 千早と二人きりでドキドキしてたなんていえない小鳥であった。
「でも、今日もそうですけどこうやって新しい世界を知るっていいですね」
 千早の顔が綻んでいる。普段硬い表情が多い千早だから、そのギャップにどきりとする小鳥。
 正直、このまま襲ってしまいたいとかいう妄想を押しのけるのに、10秒かかった。
 そして、落ち着いた後、小鳥も笑いかけて純粋な瞳で千早をみつめる。
「千早ちゃん、変わったわね」
「はい、ここに来て……いろんな人とすれ違って……たくさんの世界とすれ違って、私は変われたと思います。すれ違った人々、すれ違ってきた世界……みんな私に新しい事を教えてくれました。閉じこもっていた時には知らない世界を……」
「そうね、千早ちゃんはもっといろんな人とすれ違って……いろんな世界との絆を深めていけばもっと素敵になれるわね」
「はい、もっともっといろんな世界を知りたいと思います」
千早は、深々と頭を下げ事務所を後にした
「私も、千早ちゃんから色々教わったしね」

 小鳥は事務所を去った千早をしばらく見つめていた。
 後ろにある仕事の山から、当面現実逃避をしたくて……

テーマ : アイドルマスター
ジャンル : ゲーム

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非公開コメント

No title

実はすれ違いとスレ違いをかけてるのに気づいたのは結構後でした。申し訳ありません。
内容は小鳥さんと千早という水と油みたいな二人ですがなかなかどうして、収まるところに収まっているのが微笑ましいです。
コメディリリーフとして今回も働いてもらった小鳥さんですが、きちんとギャグだけじゃなくてお姉さんの面も出していたのは好感が持てました。

企画参加ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします

No title

島原さん>
今回は、ちょっとしたダブルニーミング的な
事考えてみて無理矢理あのセリフをいれて
みました^^ 小鳥さんって結構各所でダメな人として表現されがちですけど、
あの765プロでしっかり働けてる以上いいお姉さんであり、優秀な事務員だと
個人的には思ってます 
ダメな部分は間違いなくあると思いますがw
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トリスケリオンP&ふるぷら~んP

Author:トリスケリオンP&ふるぷら~んP
主にニコニコでアイマスMAD作成中
結構適当

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